セコ・ツールズは、フライス加工、旋削加工、穴あけ加工およびツーリングシステムなどの、総合的金属切削ソリューションをワールドワイドに提供する企業です。80 年以上もの間、私達は単なる切削工具の供給者ではありませんでした。私達は、製造業者が最大の生産性および収益性を見込める技術、加工工程そしてサポートを開発し供給して参りました。
Authorised Letter by Seco Tools
セコ・ツールズ技術革新の歴史
セコ・ツールズは、スウェーデンの歴史にしっかりと根ざしています。1873 年にスウェーデン、Fagersta の Fagersta Bruks AB 社からすべてがスタートしました。当初この会社は、鋼製ワイヤ、パイプ、ライフルバレル、列車のスプリングを製造していました。1932 年に、ラテン語で「切る」という意味の「Seco」という超硬合金製品の小規模生産を開始しました。
1950 年代と 1960 年代を通じて、Fagersta Bruks AB 社は複数の超硬合金メーカーを買収して集中的にタングステン超硬合金に投資し、欧州で最大のタングステン超硬合金の 3 大企業の 1 社になりました。1974 年、Fagersta AB 社から Seco 超硬合金部門が分離して Seco Tools がスタートしました。1980 年代から 1990 年代、セコ・ツールズは、戦略的買収を行ったり、その優れた製品により組織的にマーケットシェアを拡大し、順調に発展してきました。
刃部交換式エンドミルの Minimaster、刃先交換式ターボミルおよびパーフォマックスドリルのように、セコ・ツールズ製品の多くは、金属切削業界で非常に高く認められるようになりました。2006 年には、原子レベルで酸素とアルミニウムを操作する革命的プロセスにて誕生した Duratomic 材種を発売しました。超硬チップコーティングに全くの新しい選択肢を切り拓いた Duratomic 材種は、世界中の製造業者に利益をもらたし、セコ・ツールズはその開発時から休むことなく技術改良を続けています。
2012 年に、セコ・ツールズは Sandvik グループの一員となり、Sandvik Machining Solutions 部門の一部として操業しています。現在、セコ・ツールズは 70 ヵ国以上で活動し、お客様の生産性向上のためのソリューションを提供することで、この素晴らしい歴史を創り続けています。